真皮とニキビ
●表皮は外部からの刺激から「真皮」を守る役目をし、傷付けられても新陳代謝により皮膚を再生しています。真皮は、表皮を支えるための水分や養分の補給をして、皮膚の弾力を保つ役目をしています。しかし、真皮は新陳代謝をしません。また、真皮とニキビ跡には深い関わりがあります。
真皮の構造
●真皮も表皮と同じように、いくつかの層からできており「乳頭層」「乳頭下層」「網状層」からなっています。
●乳頭層は水分の多い層で、その水分は「ヒアルロン酸」、コンドロイチン硫酸などのムコ多糖類に含まれている。このムコ多糖類の量は年齢やホルモンの影響を受けて変動します。
●網状は、繊維の大部分が「コラーゲン」でできています。さらにこれに「エラスチン」と呼ばれるコイル状の繊維が加わって、張りと弾力を与える働きをしています。
真皮の働き
●真皮は表皮に栄養を送ったり、皮膚内の有害物質を除去する働きを持っています。真皮層では健康を保つ為の重要な神経終末、皮脂や汗の分泌腺、毛包、血管などが、それぞれ働いており、ニキビとの関係も深いです。これらの層により、真皮は肌の形を保持する役割をもっています。
●しかし年齢と共に真皮のコラーゲン量が減少すると、張りがなくなり肌がたるんだり、シワになったりと老化の現象が現れてしまいます。
真皮とニキビ跡
●ニキビの炎症や化膿により表皮がダメージを受けたとしても、表皮の新陳代謝により、ニキビ跡を薄くしたり、最終的にはにきび跡を綺麗になくしたりすることもできますが、真皮は新陳代謝をしません。真皮が新陳代謝をしないということは、ニキビの炎症や化膿により真皮層まで傷つけてしまうと回復は困難で、一生ニキビ跡が残ってしまう恐れもあるほどです。
●その真皮からくるニキビ跡は、ほとんどが「凹ニキビ跡」です。真皮は肌の形を保持する役割をもっていますが、ニキビの炎症や化膿により真皮層の一部が破壊されると、その部分を修復できずに凹んでしまうのです。表皮には血管がなく、真皮には血管がありますので、ニキビが潰れたときに血が出た場合は、真皮にまでダメージがいっている証拠となります。
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