表皮とニキビ
●表皮は角質(角質も表皮の一部です)と同じように、皮膚の内側にある筋肉や神経、血管といった器官を外傷から守る役目をしています。そして、表皮は一番新陳代謝が盛んで、美肌づくりの鍵を大きく握っています。また、表皮にはメラニン細胞などもありニキビ跡にも関わってきますので、よく勉強しておきましょう。
表皮の構造と働き
●表皮は外側から「角質」「顆粒層」「有棘層」「基底層」から成ります。
●表皮の一番下は基底膜に沿って細胞が一列に並んでいる「基底層」があり、基底層の細胞には、「ケラチノサイト」と「メラノサイト」の2種類があります。ケラチノサイトは、規則的に細胞分裂を繰り返し、最後は垢(アカ)となる表皮細胞を作り出します。ケラチノサイトが分裂して増えていくので、細胞の内の1つがその上の「有棘層」に上がり、ここでは要らない成分がどんどん分解され細胞の中身が減り、形が平らになってきます。その上が「顆粒層」で、垢になる前に準備をする段階で、NMFや細胞間脂質(二つとも水分保持に必要)を生み出して角質でバリアの役割をさせています。そして不要になった細胞が垢(アカ)となり外に出されます 。
●この工程をターンオーバー(新陳代謝)と呼びます。
表皮の新陳代謝
●表皮の新陳代謝を分かりやすく説明しますと基底層で細胞分裂をした新しい細胞が、古い細胞をどんどん上に押し上げていきます。そして「有棘層」「顆粒層」と移動していきながら14日程経つと、その細胞は死んで角質層に移動します。さらに14日経つと垢(アカ)になって外に排出されるわけです。この繰り返しを「皮膚の角質代謝(新陳代謝)」と言います。
●表皮で肌の主な新陳代謝が行われるので、その重要性は計り知れないものだと思います。
●新陳代謝によって、ニキビ跡やシミなどが薄くなるのです。
表皮のメラニン
●表皮の「基底層」でメラニンが造られていますが、このメラニンが「シミ」や「くすみ」「ニキビ跡」の原因となります。また、その「シミ」などが新陳代謝によって薄くなっていきます。
●しかし、新陳代謝の周期は年齢と共に遅くなっていきます。若いうちは28週の周期で新陳代謝が行われますが、60歳になる頃には約120週の周期で新陳代謝が行われるそうです。歳と共に「シミ」が増えるのに納得ですよね。
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